こんにちは、40歳のダイズです。
今回は、未払い残業代請求について【弁護士】と電話や対面で話したこと
弁護士との相談ポイントを5選にまとめます。
・残業代について詳しくなる
・弁護士への垣根が低くなり、相談しやすくなる
時間がない方はこちら
1.未払い残業代請求について
多くの弁護士が【未払い残業代請求】について【初回無料相談】を行ってくれます。
予約は電話での対応が多かったですが、メールで連絡し折り返しの電話が来るなど、対応は様々でした。
コロナ禍で申し訳ない中、面談対応いただけたのが2社、電話対応が1社となります。
相談する際に、【残業代が確認できる資料】と【就業規則のコピー】は集めておきましょう。
・初回は無料で相談できる
・予約の対応は様々
・残業代が確認できる資料
・就業規則のコピー
2.無料相談について
予約が取れたら、弁護士も忙しい中、無料相談に応じてくれています。【遅刻】などしないように注意してください。※弁護士の費用は通常30分5,000円などかかります
■面談対応の場合
①簡単なプロフィルを書面に記入
②無料相談の開始
③ざっくりとした残業時間、支払われていない状況を伝える
④弁護士が就業規則に目を通して、会社の内容を確認
⑤こちらが会社に対してどんなアプローチをしたいかのヒアリング
⑥未払い残業代請求の可否がわかる
■電話対応の場合
①事前に簡単なプロフィルをメールで記入し送信
②予約日に先方からの電話で無料相談の開始
③口頭でざっくりとした残業時間、支払われていない状況を伝える
④弁護士からの指示で就業規則の必要な内容を口頭で伝える
⑤こちらが会社に対してどんなアプローチをしたいかのヒアリング
⑥おおまかな未払い残業代請求の可否がわかる
おおむね1時間くらいで対応は完了しました。どの方も非常に丁寧に対応いただきました。こちらの3名の中から、自分に寄り添ってくれそうな方を選び、未払い残業代請求を行っていきます。
3.残業代の支払い方法
次に残業代をどのように支払われるのかについて
■未払い残業代として受け取り
①残業代請求で受け取った残業代には【税金】がかかる
②本来の給与額に補填ではなく、修正が行われる
③残業代を退職金でもらうと違法になる
④弁護士費用は控除されない
⑤遅延損害金や付加金は補填なので、所得にならない
■和解金として受け取り
①和解金で受け取った場合、雑所得や一時所得として扱われる
②和解金とは給与額に対し補填や修正ではない
③弁護士費用が控除される
【和解金】は会社の判断や弁護士の対応、さらに労働審判や裁判所からの決定になります。
こちらとしては【残業代】でも【和解金】でも、手元に残るお金が多い方がありがたいです。
ここで、会社に対してどんなアプローチをした方がいいかなど教えていただきました。
通常は、次回の給料日に2年前の1ヶ月分の残業代が時効を迎えて失われてしまいます。そこで、【催告】を【文章が残る形】で行います。
【催告】の一例として、
『過去20xx~20xx年の残業代について、支払われていない金額がありますのでご確認ください。または、支払われていない金額を清算ください。』
過去20xx~20xx年の
残業代について、
支払われていない金額がありますので
ご確認ください。
過去20xx~20xx年の
残業代について、
支払われていない金額を清算ください。
上記のように、 【催告】 のメールを会社に送ることが重要となります。
【催告のメール】を打つことにより文章が残り、時効の進行が6ヶ月間に限って止めることが可能です。
4.弁護士費用について
最後に弁護士費用について、一律ではなく三者三様となりました。
※費用はすべて税込みとなります。
弁護士A
・着手金 11万円
・裁判~ 11万円
・成功報酬 16.5%
弁護士B
・着手金 22万円
・裁判~ 11万円
・成功報酬 22.0%
弁護士C
・着手金 11万円
・裁判~ 11万円
・成功報酬 11.0~20.0%
報酬は様々となりました。
【着手金や途中費用を払わず】に、【成功報酬・30%】となる場合もあるようです。
【残業代】として支払われたならば、税金を引かれる前の金額に成功報酬11.0~30.0%が掛かりますので、手元に残る金額は大きく減ってしまいます。
【和解金】として支払われるのであれば、 手元に残る金額はいくらか多くなる気がします。
ちなみに、報酬は弁護士に聞かなければ教えてくれません。
『報酬はいくらになりますか?』と必ず確認しましょう。
5.まとめ
そもそも、しっかりと毎月残業代の支払いを会社が行っていれば、こんな無駄な時間を過ごすことはありません。ですので、こちらもしっかりと準備してきっちりと未払い残業代を請求しましょう。
それでは、相談に必要な物5選
- POINT1
タイムカードやパソコンのログなど、【残業時間がわかる】もの - POINT2
【就業規則】のコピー - POINT3
弁護士への【未払い残業代請求】として無料相談として予約 - POINT4
電話より【面談対応】で会える方が断然良い - POINT5
弁護士がこちらの【意見を聞き、対応してくれる】かを確認し
成功報酬の金額や会社への対応方法など、【細かく教えてくれる】方
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございます。
この記事が誰かの役に立てれば幸甚です。
では、また明日。
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