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静かな絶望──40代が体験した重度の腰椎椎間板ヘルニアとの闘い

暮らし living

こんにちは、ダイズブログです

朝、立ち上がった瞬間――腰にズキンと痛みが走り、体が固まる
5分も立っていられず、右ひざや左ひざが突き刺すように痛み出す
10メートル歩くのが限界で、座る、しゃがむを繰り返す毎日
痛みは腰からふともも、ひざ、すね、足の裏へとゆっくり広がり、
気づけば「歩く」ことが怖くなっていました

仰向けに寝ると反り腰になり、腰と足に激痛がはしる
夜は眠れず、朝は立ち上がることさえつらい
これが重度の腰椎椎間板ヘルニアの現実でした
この記事では、そんな地獄のような痛みをどう乗り越えたのか、
私自身の体験をもとに、手術、入院、リハビリの道のりをお伝えします

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第1章:始まりは“ただの腰痛”だった

最初は、ただの「腰の張り」だと思っていました
長時間のデスクワークで腰が重く感じる。そんな経験、誰にでもありますよね
私もそのひとりでした

ところが、ある日
荷物を持って階段をのぼっていた瞬間、腰の奥に<ズキッ>とした痛みが走ったんです
その痛みは1日経っても引かず、数日経つと太ももにも違和感が出てきました

不安になって整形外科を受診すると、レントゲンを見た先生は一言
骨には異常ありませんね。神経ならばMRIですが…少し様子を見ましょう
痛み止めと湿布をもらい、数日で良くなるだろうと楽観していました

しかし、現実はそう甘くありませんでした
日に日に痛みは強くなり、夜も眠れないほど
仰向けになると腰が反って、太ももからひざにかけて電気が走るような痛み
ついには、MRI検査すら受けられないほどの痛みに襲われました

「この痛み、いったい何なんだろう?」
原因が分からない不安と、身体の限界がじわじわと迫ってきます


第2章:悪化する痛み、変わる生活

腰の違和感から2週間経ったある日、5分立っているだけで足に力が入らなくなり立つことも許されない状況になりました
日によって右ひざ、左ひざがズキズキと突き刺すように痛み、10メートル歩くのがやっと。

ひぃひぃ言いながら前かがみで歩くことしかできない

「座る → 立つ → 座る」を繰り返す毎日

仕事も続けられず、家でもまともに動けない
台所に立つことも、洗濯物を干すこともできません
腰痛は生活の中心になり、クスリを飲まなければ「痛みがない時間」がほとんどなくなりました

そんな私を見て、嫁さんが決断しました。
私が仕事を辞めて、あなたのそばで介護する

正直、悔しかったです…
40代にもなって、家族に迷惑をかけるなんて思ってもいませんでした
でも、痛みの前ではプライドなんて吹き飛びます
トイレに行くにも支えが必要な状態でしたので…
本当に毎日下半身に鉄パイプで殴られるような痛みが続くつらい日々でした
夜中、痛みで目が覚めては椅子に座り、テーブルに突っ伏して痛みが引くまで何時間も耐えることがありました

このまま一生、治らないのかもしれない」
もしかしたら、杖が必要になったり、車いすに乗る生活になるんじゃないかと、そんなことが頭の中をぐるぐると廻って
毎日おおきな不安が心を覆い、静かな絶望がゆっくりと広がっていきました


第3章:決断のとき、そしてMRIの結果へ

ある日、クリニックでウォーターマッサージベッドで治療を受けていた時に、腰から下つま先まで大きな痛みが突き刺すように走ったのです
その後、足の感覚が一気になくなり、膝から下がまるで自分の脚ではないような感覚に陥り
あっというまに恐怖で全身が震えた

はたから見たら分からない内部の痛み…

嫁さんと一緒に整形外科のある病院へ訪れました
10m歩くだけで痛みがでて歩くことができない
整形外科の先生に状況を話すと、表情が一変しました
「これは、かなり進行しているかもしれません。多少の痛みはガマンして【MRI】を撮りましょう。手術も視野に入れて診断します」

ようやく、腰椎椎間板ヘルニアの疑いが濃厚だと伝えられました
でも問題はここから
痛みでまっすぐ寝られない体では、MRIの撮影が本当に地獄だったんです

検査台の上で足を動かすたびに、腰からふとももに激痛が走る
「動かないでください」と言われても、痛みで体が震える
涙が出るほどのつらさでした

そこで、MRI技師の方が足用の三角まくらを用意してくれました。その結果痛みはほとんど出ずにMRIを動くことなく無事に撮れました

なんとか撮影を終え、医師の説明を待つ時間
結果がわかると思うと、すごく長く感じた時間でした

診察室から名前を呼ばれおそるおそる入室すると…
モニターに映し出された画像を見た先生は、静かに言いました

かなり強く、ヘルニアが飛び出していますね……よく我慢してきましたね…」

病状は【腰椎椎間板ヘルニア】ようやく答えがでました
原因がわかった安堵と今後の処置についての不安感が入り乱れてココロがざわつきます

『先生、これからどうすればいいんですか?』

この日を境に、私のヘルニア物語はまた大きく動き出します
次回、MRIの結果と手術に向けた決断について、詳しくお話しします


🔍まとめ

腰椎椎間板ヘルニアの痛みは、他人にはなかなか理解されません
ただの「腰痛」ではなく、生活のすべてを奪う病気です
もし、あなたが今「痛みで歩けない」「原因が分からない」と悩んでいるなら、
どうか我慢せず、手術のできる病院を受診してください

私は最初に整形外科クリニックで「様子を見ましょう」と言われました
でも、あのとき手術のできる病院に行っていれば、無駄な診療費を払うことも無かったのです
初回はレントゲンを撮るので費用が掛かります。ならば最初から手術もできる病院で診察してもらった方がいいと感じました

次の記事では、MRIで分かった診断結果と、手術を決断するまでの心境を詳しく書いていきます
同じように苦しむ誰かの希望になるように(*´ω`)

次回の更新もお楽しみに〜!!

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痛みで立てなくなったら危険信号です

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